拒食も過食も、ダメでもないし、悪くもない
「拒食はダメ」「過食はダメ」と思いすぎると、拒食や過食のことを「悪いこと」だと感じるようになってしまいます。そうすると、それはそのまま、拒食や過食を止められない「自分が悪い」に変わっていってしまいます。
(くわしくはこちら→拒食も過食も、「悪いこと」ってわけじゃない)
ダメだと思えば思うほど、症状は増してしまう
しかも、「拒食から抜け出せない自分が悪いんだ」「過食してしまう自分はダメな人間だ」などと自分を責めてしまうと、それがまた新たな症状の原因となっていきます。
なんだか矛盾しているようにも思えますが、「拒食も過食も悪くないんだ」「今はしょうがない」と受け入れることが、やがては症状を落ち着かせていくのです。
「拒食したいときはする」「過食したいときはする」
それでいいし、むしろそのくらいの気持ちでいた方がいいと、ピアフルでは考えています。
ひとつだけ守りたいこと
それでも、ひとつだけ、大切なことがあります。
今、どんなにつらくてどんなに未来が真っ暗に思えたとしても、いつか必ず症状は落ち着いていきます。
そのときのことを、頭の片隅に留めておく、ということです。
症状を無理に我慢する必要はないけれど、決して、自暴自棄になっていつかの未来を曇らせてしまわないように。
そのことを忘れないということが、「あきらめない」ということです。
あきらめさえしなければ、「いつかの未来」は必ず訪れます。
Article by Peerful
みき
「ダメだと思うほど、症状が増してしまう・・・。ときには必要なことだと受け止める」。
自分ひとりだけでそう信じるのは、大変なこともあると思うので、周りの家族や親しい人たちも、同じ考えを共有してくれていると、かなり違うのかなあって思うことがあります。
2015年5月9日 21:33