「摂食障害だから…」 という思い込みを外してみる


「摂食障害の人」=???

摂食障害のことは、みなさん本やネットでたくさん調べているんじゃないかなって思います。

そこにはきっと、摂食障害になりやすい人の「特徴」だとか「性格」だとかが書かれているかもしれません。

わたしも最初は「自分は怠けているだけなんじゃないか」という不安が大きくて、本当に「病気なんだ」ってことを自分に納得させるために、その特徴やら症状やらをしょっちゅう調べては自分に当てはめて、「やっぱりそうかも」なんて安心したりしていました。

でも、ちゃんと「自分は摂食障害なんだな」って認識ができたなら、今度はあんまり「摂食障害」という枠にはとらわれない方がいいかもしれません。


これもあれも…みんな摂食障害だから…?

たしかに、「摂食障害だから」「そう」なのかもしれません。
でも、そこにとらわれすぎると、とっても視野が狭くなってしまいます。


うまくできないのは摂食障害だからかな…

摂食障害だからこんなふうに考えちゃうのかも…



そういうふうに考えることで、自分をリラックスさせることができたり、ポジティブな気持ちになれたりするなら、その考え方で問題ないですが、場合によっては逆に、自分を責めてしまう原因になったり、可能性を狭めてしまったりすることがあります。

もしも、「摂食障害だから」と考えたことで、自分をネガティブな気持ちにしてしまっていることに気づいたら、ちょっとだけ考え方を変えてみた方がいいかもしれません。



「摂食障害だから」と考えたその特徴は、摂食障害じゃない人の中にももっている人がたくさんいたりもしませんか?

摂食障害でもあるけど、みんなみんなごく普通の人間。

摂食障害は、自分をすべておおってしまうほど、大きくて強力なものではありません。

「自分」という人間を構成している、ごく一部にすぎないんです。



だから、あんまり「摂食障害だから…」なんて考えすぎないで、基本的には、ほかのみんなと何も変わらないごく普通の人間なんだけど、摂食障害の部分もある、くらいな感じで考えておくのがちょうどいいんじゃないかなって思います。

なるべく自分を苦しくさせてしまわないように、考え方に気をつけたり工夫してみたりすることをオススメします☆



あなたは、どう思いますか?


Article by はる

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