各地で梅雨明けして、いよいよ夏本番!
とっても暑い毎日ですが、熱中症のこと、しっかり気をつけていますか?
熱中症って?
熱中症とは、高温、多湿の環境で大量に汗が出て、体内の水分やミネラルのバランスが崩れたり、体温の調節ができなくなったりすることで起こる、さまざまな症状のことです。
めまい、立ちくらみ、頭痛、吐き気、手足の痙攣や筋肉痛、こむら返り、疲労感、倦怠感、嘔吐、ひきつけ、意識障害など、軽度から重度までさまざまな症状が現れます。
子どもやお年寄りは熱中症になりやすいといわれていますが、食生活が偏っていたり、睡眠不足、ストレス過多なども、熱中症になりやすい条件なので、摂食障害の人は熱中症になりやすいといえるでしょう。
熱中症の予防法
熱中症にならないために気をつけたいことを、摂食障害ならではのバージョンも付け加えて、まとめてみました。
ぜひ参考にしてみてください☆
・こまめに水分補給する
のどが渇く前に、少しずつ水分補給することが大切。
コーヒーや紅茶などのカフェインが多い飲み物や、アルコール類には利尿作用があるので、カフェインやアルコールを含まない飲み物で水分補給するようにしましょう。
拒食の場合は、食事からの水分を摂取できていない状態なので、より積極的に水分補給した方がいいかもしれません。
嘔吐をした後は、とくにスポーツドリンクなどでしっかり水分補給しましょう。
水分補給のススメとヒント
・ミネラル補給も忘れずに
水分補給だけでなく、ミネラルの補給もとても大切です。
ナトリウム、カリウム、マグネシウム、ビタミンB群、ビタミンCなど、不足しないように気をつけましょう。
嘔吐が続くと、このミネラルのバランスが大きく崩れてしまうので、意識してしっかり補給するようにしましょう。
※ミネラルや電解質のバランスが崩れると突然死に至ることがあるので要注意。
・栄養バランスよく
食欲が落ちてしまいがちな季節ですが、しっかり食べないと体力が落ちてしまいます。
野菜、フルーツ、お肉、お魚など、バランスよく食べるようにしましょう。
いろいろ食べるのが怖い場合は、ビタミンやミネラルが豊富なフルーツがおすすめです。
・お部屋を涼しくする
省エネは大切ですが、省エネとはエアコンを使わないことではなく「適度に使う」ということです。
ガマンしたりせず、お部屋の温度が28℃を超えないように調節しましょう。
汗をかけばかくほど痩せる!というのは間違いです!とても危険なのでやめましょう!
・体をクールダウンする
体がほてってきたかも…というときは、首筋、脇の下、太ももの付け根などを冷やして、クールダウンしましょう。
濡らしたタオルを冷蔵庫で冷やしたものを首に巻いたり、保冷剤を使ったりしてもOK。
摂食障害で体力が落ちていると、体温調節がうまくいかなくなっていることが多いので、ほてってきたかも…と思ったら、すぐにクールダウンするようにしましょう。
・日ごろから軽い運動を
日ごろから軽い運動をして体力をつけたり、汗をかく習慣をつけておくと、暑さに適応しやすい体になります。
摂食障害の人は、強迫的になってしまいやすいので、自分にとって「心地よいペース」を意識しながら軽い運動を取り入れてみましょう。
Source: 熱中症予防情報サイト / 熱中症ラボ