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基本人目につかないところで過食をするのですが、我慢できなくて家族や人がいるところで食べてしまうと、その時の周りからの視線が怖いです。
「周りからの視線が怖い」というお気持ち、よくわかります。
過食のときって、普通の食事と違って、気持ちの余裕がなくなっていたりして、たのしく食べている感じじゃないので、どんなふうに見られているのか…って気になってしまいますよね。
過食に動じない彼氏の話
これは、何年も前にある人から聞いた話なのですが、とても印象に残っています。
その人は、彼氏がいたのですが「彼氏の前でもガマンできずに過食をしてしまう」と言っていました。
「自分のまわりに食べ物をいっぱい並べて、その真ん中に座って過食し続ける」と言っていたので、けっこう本格的な過食なんだと思います。
でもその彼氏は、その人が目の色を変えて過食をしていても、驚きもせずに全く普段通りで、ときには「あれ、それおいしそうだね!いっこちょうだい!」などと言って、一緒につまんだりするのだそうです。
その人は、そんな彼氏の行動を「うっとおしい」なんて言っていましたが、話を聞く限り、とっても仲が良さそうでした(*^^*)
「見て見ぬふり」とは違う
よく、「腫れ物にさわるような態度をしてほしくない」という声があがることがありますが、かといって「見て見ぬふり」をしてほしいわけではないんですよね。
「腫れ物にさわるような態度」も「見て見ぬふり」も、なんだかとても距離を感じるものです。
でも、この彼氏のように、「必要以上に特別視しない」という態度は、「別に異常なことをしているわけじゃないんだ」という気持ちにさせてくれるんじゃないかなと思います。
過食だって「普通」なんだって思えてきた話
それから、これはわたし自身の経験ですが、わたしもやっぱり最初は過食しているところは絶対に見られたくなくて、まるで忍者のようにコソコソしていました。笑
なぜなら「過食」は、「悪い」ことで、「異常」なことで、「汚い」ことで、「みっともない」ことで、それからそれから……、という感じで、とにかくものすごくネガティブに捉えていたからです。
でも、いつからか、家族の前でも過食をするようになりました。
そうしたら、いつのまにか「過食」に対するネガティブなイメージが、どんどんしぼんでいきました。
そして、みんなの前で食べ物を食べている自分が、なんだかとっても「普通」に思えてきて、とてもうれしくなったのを覚えています。
周りの視線が気になる気持ちが強いときは、無理にみんなの前で食べる必要なんかありませんが、みんなの前で過食ができるということは、実はとっても素敵なことだと、わたしは思います(*^^*)
ここでは、これまでの経験や出会いなどの中から学んだことを通して、わたしが感じたことを書かせてもらいました(*^^*)
みなさんも、自分だったらどうかな?とか、感じたことがあればぜひコメントしてください☆
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れいな
今まで過食はとても恥ずかしいことだと考えていましたが、逆に、人前で食べることで「食べることは当たり前だ」と改めて感じることができるようになるのかもしれませんね。
過食せず普通に食べられるようになったから人前でものが食べられる、ということではなくて、人前で食べることによって、過食も「普通だ」と思えて、自然に症状が消えていくのかな、と思いました!
2015年8月3日 11:50