「奇跡のはちみつ」とも呼ばれるマヌカハニーって知っていますか?
マヌカハニーってなに?
「マヌカ」とはマオリ語で、フトモモ科ギョリュウバイ属の植物(常緑低木)のこと。
ニュージーランドとオーストラリア南東部に生息していて、ニュージーランドの原住民であるマオリ族は、古くから薬として使っていたそうです。
そのマヌカを蜜源としたはちみつのことを「マヌカハニー」といいます。
マヌカは、英語では「ティーツリー」と呼ばれている植物で、アロマテラピーで利用されているものとは別種だそうですが、マヌカハニーはまさにティーツリーのような香りを含んでいます。
ティーツリーといえば、殺菌に効果があるアロマオイルですが、このマヌカハニーも殺菌力に非常に優れていて、さまざまな効果があるといわれています。
代表的なものを、ここにいくつかまとめてみました。
マヌカハニーの効果!
♥︎ 1. ピロリ菌をやっつける
マヌカハニーの効能として有名なのはなんといってもこれ!
日本人の50%以上が感染しているといわれるピロリ菌は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんなどの原因になることがわかっています。
マヌカハニーは、このピロリ菌の繁殖抑止や殺菌などに効果があるそう。
毎日3〜4回、空腹時にティースプーン程度をなめると良いようです。
♥︎ 2. 虫歯や歯周病を予防する
マヌカハニーの主成分であるフルクトースとグルコースは、虫歯の原因になりにくい糖分だといわれています。
それに加えて、高い抗ウイルス性効果を持つマヌカハニーは、虫歯菌ミュータンスなどの細菌を抑止し、歯垢や歯肉炎を減少させることが、海外の実験でわかっているようです。
♥︎ 3. 風邪やインフルエンザを予防する
マヌカハニーは、ビタミンやミネラル、アミノ酸を豊富に含んでいて、とても栄養価の高い食品なので、風邪のときにはとても良いようです。
またマヌカハニーには炎症を緩和する効果があるので、のどの痛みを和らげることも期待できます。
インフルエンザウイルスの増殖を抑制するということもわかっているようなので、インフルエンザが流行る季節や、風邪の引きはじめなどにも、なめると良いかもしれません。
このほかにも、切り傷や火傷を治したり、美肌、便秘の解消、コレステロール値を下げるなど、本当にたくさんの効果があるようです。
お薬と違って、副作用がないところ、また甘くてとてもおいしいところも大きな魅力です。
とはいえ、ちょっと高価なので、わたしは風邪の引きはじめなどになめるようにしています。
実はのどがとても弱いので、これがあると少し安心です。
ちなみに、マヌカハニーには、その抗菌作用のレベルを示すUMFやMGOなどの規格があります。
数値が高ければ高いほど効果も上がりますが値段も上がるので、UMF10以上、MGO100以上をひとつの目安にすると良いようです。
Source: Wikipedia / All Aboutマヌカハニー