最近になって 知ったことがある
困っている、って言っていい
助けてほしい、って言っていいんだ
そういうことを、ちゃんと伝えることができる人にとっては「あたりまえだよ」って思うことかもしれないけど、
私にとっては新鮮に感じる、あたらしい発見なのだった
私はそういうことをあまり口にださない子だった…と思う
そんなことを言ってもいいということさえ、知らなかった
自分の気持ちを素直に言葉にする、ということがまず難しかったし、
習慣になっていなかった
「わからない」って伝えていいなんて思いもしなかった
そんなことを言ってはいけない、正解の答えを求められているのだから、と思っていた
助けて/おしえて/手伝って、なんていうのも、はずかしくて
人に迷惑をかけることだと思っていたから、あまり言わなかった
倒れるくらいがんばってからじゃないと、助けてと言わないほうがいいのではと思っていたし、よほどの事態にならないかぎり「休みたい」とも言ってはいけないと信じていた
もし自分がかわいかったり、能力があったり、愛されている人間だったら、そうしていいのかもしれないけど、
こんな自分だから
すごくがんばって、やっと「普通」と認めてもらえるかどうか…という自分だから、そういうことを言う資格がないんじゃないか
そう、どこかで信じていたとおもう
困ってるから助けて
やりたくない
もっと普通に言っていいんだ
よかったんだ
本当はだれかに助けてほしいときがいろいろあった
昔から、小さい時から、一人でなやんでいたことがたくさんあった
なんとかしたいから、一緒に考えてほしいこともたくさんあった
そういう気持ちが、自分で思う以上にあったと思う
それが、自分自身にも周りの人にも気づいてもらえないまま、たまっていったのかなあ
手伝って
一緒に考えて
もっと素直に伝えられるといいな
自分のこころを風通しよくしたいな 押しこめないで
固まりすぎないで
助けてくれる人、一緒に考えてくれる人たちがどこかにいるから、
そういう出会いをたくさん与えてあげて、
一緒に考えてくれる人とつながって
自分で自分の味方になれるようになりたいな