レーン・ブライアントの試み「#IMNOANGEL」は、「女性はみんなセクシー」というパワフルなメッセージで、社会の古い概念を再定義し、あらゆる体型やサイズの女性たちを称讃します。
#IMNOANGEL
プラスサイズ(大きいサイズ)の洋服を扱うブランド「レーン・ブライアント(LANE BRYANT)」が、「#IMNOANGEL」というキャンペーンを立ち上げました。
キャンペーン動画(上)では、同ブランドの下着に身を包んだアシュリー・グラハム、マルキータ・プリング、キャンディス・ハフィンなどのモデルたちが、「セクシー」について語っています。
「I’m No Angel(わたしはエンジェルじゃない)」とは、人気ファッションブランド「ビクトリアズ・シークレット」でトップ人気のモデルに与えられる称号でもある「エンジェル」に対抗したフレーズ。
「ビクトリアズ・シークレット」では、昨年「THE PERFECT “BODY”(パーフェクトボディ)」というキャッチフレーズが大非難を浴びて、変更となったことも記憶に新しいところです。
「I’m No Angel(わたしはエンジェルじゃない)」には、「エンジェル」つまり「パーフェクトボディ」ではない、という意味が込められているようです。
この「美しさの定義」への挑戦は、4月6日にスタートして以来、あっという間にたくさんの女性たちの共感や賛同を得て、TwitterやInstagramなどで、ハッシュタグ「#IMNOANGEL」が大きな盛り上がりを見せています。
レーン・ブライアントのキャンペーンサイトでは、毎週、モデルたちからの素敵なメッセージがアップされています。
その第1弾として、今週アップされたアシュリーのメッセージは「Beauty is beyond size.(美しさは、サイズなんか問題にならない。)」というもの。
また、「本当のセクシーとは何なのか?」について、短いけれどとても魅力的でパワフルなメッセージ動画(下)も掲載されています。
YouTubeのブランド公式アカウントには、電光掲示板付きのバスで街宣し、ニューヨーカーたちの歓声を浴びた様子も投稿されています。
Source: Lane Bryant / Huffington Post