摂食障害の治療環境を充実させるため、厚生労働省が全国5カ所の治療支援センター設置を計画していますが、昨年度は3年間のモデル事業として「摂食障害全国基幹センター」が国立精神・神経医療センターに設置されたほかは、ひとつも候補地が決まらずに終わってしまいました。
ネックは1カ所当たり約600万円の運営費の半分を自治体が負担する仕組みだ。いくら病院が積極的でも、自治体で予算が確保できないと手は挙げられない。
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そんな中、今年度になって静岡県と宮城県が県予算に事業費を計上しました。
静岡県は、もともと摂食障害の治療に積極的だという浜松医大病院に、宮城県は「被災地で患者さんが増えているという話もあり、予算化に踏み切った」とのことで、東北大病院に設置を予定しているそう。
残る3カ所については、まだ先行きは不透明。
今年度はどうなるのか気になるところです。
Source: 47NEWS
Article by Peerful