子どもの権利のために活動しているスウェーデンのNGO「BRIS」が「虐待されている絵文字(Abused Emojis)」のアプリをつくりました。
虐待を受けているなどの危険な状況にいる子どもたちから、そのことを伝えてもらうツールとして開発されたものです。
絵文字は、青あざができている男の子や女の子、叩かれている赤ちゃん、自殺のイメージをしている子ども、リストカットしている腕、親の飲酒などなど、ショッキングなものが並びます。
アプリをiPhoneやiPadにインストールすると、あらゆるテキストメッセージにこの絵文字を使えるようになり、メッセージの受信者がアプリをインストールしていなかったりiOSデバイスを使っていなかったとしても、絵文字を見ることができるとのこと。
その渦中にいる子どもたちにとって、なかなか言葉にしにくい状況や気持ちなどを、絵文字で表現し、だれかに伝えられるというのは、とても画期的なことなのかもしれません。
日本で生まれた「絵文字」という文化。
そこには、まだまだたくさんの可能性が広がりそうです。
Source: Adweek / Huffington Post
Article by Peerful