ニューヨークの地下鉄の広告に、次々とステッカーが貼られているようです。
このステッカーは、フェミニスト団体のNational Women’s LiberationとRedstockingsが恊働して復活させた1969年(※)のヴィンテージステッカーで、「This Oppresses Women(これは女性を虐げる)」と書かれています。(※1960年代は女性解放運動が盛んだった)
(女性を虐げる広告は)非現実的な性差別や人種差別、不健康な美の基準などに、従わなければ価値がないと言っているのです。
Huffington Post (‘This Oppresses Women’ Stickers Give Body-Shaming Ads The Edit They So Desperately Need)
インスタグラムなどのSNSには、以前ピアフルのサイトでも紹介した「Are you beach body ready?(ビーチに行くボディの準備はできてる?)」という広告、豊尻や豊胸の広告などに、このステッカーが貼られている様子が投稿されています。
From @HuffPostWomen "We say: Bring on the stickers" Yes! #thisoppresseswomen @emmaladyrose http://t.co/MIQ1JkW9tx pic.twitter.com/T2JZibAZTi
— Nat'l Women's Lib (@4womenslib) 2015, 6月 22
日本でも、とくに若い女の子に向けた広告は、非常に極端な表現のものが多く、明らかにボディ・シェイム(自分の体を恥じること)を煽っています。
日本国内にも、こうした広告に「待った」をかける声があがるようになるといいなと思います。
Source: Huffington Post
みき
広告が不安を煽っている対象も女性だし、その広告のモデルに使われているのも女性…なんですよね。性別や立場関係なく、こういう広告ってまずいんだよ、という意識が共有できると心強いですね。
2015年6月25日 18:05
ゆり
ステッカーを貼られているモデルさんがちょっと気の毒になってきました。
その人が悪いわけではないのに・・・
2015年6月25日 15:25