「美しさの基準」は世界中でどれだけ違うのか?
イギリスのオンラインドラッグショップ「Superdrug」が、広く認識されている「女性の美しさ」は世界中の各国によってどのくらい違うのか、という研究をしました。
わたしたちは、世界中の女性グラフィックデザイナーに、その国の人々にとってより魅力的になるよう、女性の体型をフォトショップで編集するように依頼しました。
このプロジェクトの目標は、潜在的にある「非現実的な美しさの基準」をよく理解し、そのような圧力が世界中でどんなふうに変化するのかを確認することです。
その興味深い結果とは
一番上にあるのが、元になったオリジナルの写真です。
下の画像は、各国から提出されたそれぞれの画像の女性から推測される体重を、身長165センチと想定した上で、35人にアンケートをとり、その平均体重をもとにBMIを計算したものだそう。
写真を見るだけでもすぐわかるように、中国とイタリアが圧倒的に細い体型となっています。
それぞれBMIは17.0、18.0となっており、これは「拒食症」の診断基準にも充分あてはまる数値です。
そのほか、北米や南米などでは、ウェストとヒップの差が極端に大きくなっているのも目につきます。
日本は?
ここでは、日本のものはありませんが、なんとなく想像はつきますね。
こうしてみると、わたしたちは「美しさの基準」について、非常に狭い視野でしか考えることができていないのかもしれない、ということに気づかされます。
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Source: Perceptions of Perfection
Article by Peerful