24歳のJae Westさんは、ロンドンの路上で、ワンピースを脱ぎ、目隠しをして、下着姿で立ちました。
両手には、ペンが握られています。
彼女の前に置かれたホワイトボードには、こんなふうに書いてあります。
わたしは、わたしのように摂食障害や自尊心の問題で苦労している人のために立っています。
自分を受け入れることをサポートするために、わたしの体にハートマークを描いてください。
このプロジェクトを終えたJae Westさんは、Inspiralightというサイトで次のように語っています。
わたしは、誰もハートマークを描いてくれないんじゃないか、見世物のように嘲笑されて下着姿のまま放っておかれるんじゃないか、って怖がっていました。
ほんの数分が、何時間ものように感じました。
突然、左手に持っていたペンが、手の中から抜き取られるのを感じました。
ペンの感覚が、わたしの肌の上に感じられたとき、今まで感じたこともないほど強烈に、救われた感じ、感謝、愛を感じました。
わたしは泣き出しました。
この動画は、8月14日に公開されて以来たった6日で、すでに100万回以上も再生されています。
動画の中では「It’s amazing what you are doing.(君がしてることは、すごいことだよ)」「Very strong message, You are brave.(とても強力なメッセージ…、あなたは勇敢だわ)」というつぶやきも聞こえます。
だれかから「受け入れてもらえた」という感覚を手に入れるには、まずは勇気をもって自分をさらけ出す必要があるということをPeerなどでもよく話しますが、彼女のこの行動はそのことを端的に表しているように思えます。
Jae Westさんは、20代の前半に摂食障害で苦しんでいたとのこと。
摂食障害や自尊心の問題が世界中で増えている今、この自己受容の行動が、自己とボディイメージとの真の関係について人々に疑問を感じさせることができたら、と願っているそうです。
Source: Inspiralight
かーりー
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2015年8月21日 17:17