ついみんなと比べてしまう その比較の先にあるものは…


みんな大学に行ってるのに…

みんなちゃんと働いてるのに…



誰かと比べて「自分はなんてダメなんだろう」なんて落ち込んでしまうこと、ありませんか?

みんな、自分が「いかにダメな人間か」を説明するとき、必ず「まわりのみんなは〜」「普通は〜」なんて言葉が出てきます。

そんなふうに誰かと比べて苦しい気持ちになってしまうときって、とーっても狭い世界で比較していることがほとんどです。


だれと比べてる?

つい比べてしまって苦しくなるその相手は、同じ日本に住んでいて、同じくらいの年齢で、同じ性別、同じような環境で育って、同じような経歴を持っている、ごく身近なお友だち…だったりしませんか?

地球の裏側に住んでいる、50歳くらい歳の離れた、異性の、想像もできないような環境で生活している人だったら、自分と比べて苦しくなる…なんてことは起こりません。
ごく冷静に「そういう人もいるんだなぁ」なんて感じたりしますよね。

世界中には、いろんな人がいます。
この狭い日本の中にだって、本当にいろんな人がいーぱい、います。

自分の視野に入ってくるごくごく狭い世界の中で「誰かと比べる」なんて、本当に意味のないことなんです。


その比較の先にあるものは…

しかも、そんなふうに誰かと比べる先にあるのは、たった2つ。

「劣等感」か「優越感」のどちらかしかないんです。

ということは、意味がないどころか、自分にとっても周りにとっても、まさに有害でしかないわけです。

とはいえ、生まれてこのかた一度も他人と比べたことなんてないよ!なんて人は、よっぽどの変わり者か、生まれながらにしてお坊さんのようなエライ人かのどっちかだと思います。

みんな不完全な人間ですから、ついつい比べちゃうことがあるのも当たり前。
ただ、自分が苦しくなってしまうほど「比較の沼」にハマり続けないように、気づいたときには「おっとっと!」とブレーキをかけることが必要なんじゃないかな、と思います☆



あなたは、どう思いますか?


Article by はる

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  1. はるっぺ

    >誰かと比べる先にあるのは、たった2つ。「劣等感」か「優越感」のどちらかしかないんです。

    その通りだと思います。
    劣等感を感じるのも嫌ですが、人と比べることで実は”人よりも優位に立ちたい”と思っている自分の姿が見える時も嫌な気分になります。
    人よりもキレイでありたい、人よりも優秀でありたい・・・。
    最近は人と比べることが減ったので、自分に対しても、人に対しても寛容になって楽になりました。
    私も「比べてしまっていることに気付く」⇒「意識的にストップする」の繰り返しでした。

    2015年7月4日 01:32