摂食障害の人なら、一度はだれかに言われたことがあるだろう「がんばりすぎ」という言葉。
これって、どういう意味なんでしょうか?
わたしもたまに「ちょっとがんばりすぎちゃってるんじゃない?」って言うことがあるのですが、こんな反応が返ってくることが多いです。
全然!
むしろ全然がんばれてないんですよー(;_;)
でも、こんなふうに言う人こそ「がんばりすぎ」な人が多いんです(*._.)
だってだって…
本当はアレとかコレとかしなくちゃいけないのに…
結局なんにもできてないんですよ!?(;_;)
こんな気持ちにこころ当たりのある人は、きっとたくさんいるんじゃないかなって思います。
どうして「なんにもできていない」のに「がんばりすぎ」ってことになるんでしょうか?
実際に結果が出ているかどうかは関係ない
たとえば、同じくらいの努力をして、結果も同じ60点だったとしても、がんばりすぎの「がん子ちゃん」と、マイペースな「マイ子ちゃん」がいるんです。
全く同じように見えるのに、この2人の違いは、どこにあるんでしょうか?
マイ子ちゃんは、こんなふうに思っています。
60点か、まあまあかなっ♪(*^◯^*)
一方、がん子ちゃんは、こんなふうに思っています。
60点!?
こんなんじゃ全然ダメ!
60点だなんて0点と一緒だよーーーー(;_;)
がんばりすぎなのは、こころの中
そうなんです。
がんばりすぎかどうかは、「どれだけ努力しているか」でも「どれだけ結果が出ているか」でもなく、「こころの中が無理してしまっているかどうか」で決まります。
たとえ1日中ゴロゴロしていたとしても、こころの中が焦りや不安でいっぱいな場合は、「がんばりすぎちゃってる」ってことになるわけなんです。
そんな状態では、どんなにゴロゴロしたとしても、ちっとも休めないだろうな…っていうのは、きっとだれでも想像がつくと思います。
もし、だれかから「がんばりすぎじゃないかな?」って言われたら、こころの中が無理してしまっていないか、自分を追い詰めるような気持ちでいっぱいになってしまっていないか、ちょっと立ち止まってみてください(*^^*)
ゆり
最近、がん子ちゃんみたいになっているかもしれません。
というより、「がん子ちゃんみたいに頑張れていないな」と自分をちょっと責めてしまいます。
アレもコレもしなくちゃいけないのに全然できていなくて焦っています。
2015年10月21日 18:58