みんなちがって、みんないい。

はるっぺ
文:はるっぺ
体験談よみもの記事募集
 

ボディ・コンフィデンス(Body Confidence)という言葉を聞いた事がありますか?

日本語のサイトではあまり目にしないのですが、直訳すると「(自分の)体への自信・信頼」でしょうか。

Youtubeなどで耳にする言葉で、「私たちの体の形はそれぞれ違うけど、みんな美しい。自信をもって!」というメッセージの発信で使われている言葉です。

”Body Confidence”で画像を検索すると、様々な人種・体形の人たちが笑顔で写っている写真がたくさん出てきます。

あるサイトでは、「あなたのサイズも、体形も、傷跡も、妊娠線も、全部気にするようなものじゃない。雑誌のモデルのようになる必要はない。あなたは今のままで完璧」と書いてあります。

そうした動きの影響もあると思いますが、欧米ではスリムで引き締まった体形のモデルだけでなく、自分や身の回りにいるリアルなサイズに近い体形のモデルの人気が高まっているようです。

アメリカのユーチューバー、LoeyLaneさんはプラスサイズのファッションやボディ・コンフィデンスなどについて発信していて、フォロワーは120万人を超えています。
Loeyさんはご自身が摂食障害だという事を動画の中で公言しています。

彼女は摂食障害や辛かった経験、どのように今に至っているのかなどをオープンに話していて、「自分」を受け入れることの大切さに気づかせてくれます。

”Body Confidence”のメッセージは、「体形で悩んでいるのは自分一人じゃない、むしろ多くの人が悩んでいる」ということに気づかせてくれ、「みんなちがって、みんないい。」と思えるようになりました。

「こうあるべき」という観念から解放されて、違いが個性として認められる世の中になると良いなと願っています。



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Article by はるっぺ

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  1. mysense

    やせているほうが「良い」という価値観のほとんどが、自分で考えてぬいたポリシーではなく、テレビや雑誌、商業目的の宣伝から、気がつけばそう思っていた、ということが多いように思います。

    私もモデル体型になれるものならなりたいとは思います。
    ダイエットだって、自分なりの目的、目標があるなら、意味のあるチャレンジだと思います。

    でも、自分の身体を他人や数値だけで測り続けていると、だんだん「私」が抜け落ちていきますよね。そんなに単純なつくりじゃないですよね、身体って。
    自分が拒食症だった時期も、身体を数値で評価し、誰かと比較して安堵し、そうしているうちに、自分の存在価値が「痩せている」ことだと取り違えていました。

    アメリカではそんな動きもあるんですね。
    個性を尊重する動きが、これから広まっていくかもしれませんね!

    2017年10月2日 12:29


    • はるっぺ

      mysenseさんの仰るとおり「痩せている方が良い」という考えは刷り込まれたものだと思います。
      私も極端なものでなければダイエットが必ずしも悪いとは思わないです。
      体重や体形などの外見と、人間としての価値がイコールのような風潮が不自然だなって思います。
      日本でももっとボディ・コンフォデンスやボディ・ポジティビティの動きが活発になったらいいなって思います。

      2017年10月5日 00:28