
文とイラスト:mysense

私の通院先の先生が、「はっ」とさせられる例え話をしてくれたので紹介します。
先生は長く使い古したボロボロのボールペンを私の目の前に出して、こう言いました。
先生「このボールペンね、2万円するんですよ」
私 「え、、、本当ですか?」
先生「今、信じなかったですよね。」
私 「そう…ですね。」
先生「このボールペンね、ばい菌がたくさん付いているんですよ。はい、触ってみて(と言って、ボールペンを差し出す)」
私 「え、、、」
先生「ちょっと嫌だなって思ったでしょ?」
確かに、ペンが2万円だという考えよりもばい菌がついているという考えの方が、もしそうだったら、、、と思ってしまいました。
人は危険な目にあわないように、ネガティブな考えを気にしたりそれにしがみつくようにできているそうです。
だから、失敗するかも、嫌われるかも、また太るかも、この治療もダメかも…そういう気持ちが起きるのは、とても自然なことで当たり前の心の動きなんだそうです。
ただ、そこからどの考えを信じて、どう行動するか、それを選択する自由と責任は自分自身にあると、言っていました。
はっとしました。
これを書いているときも、「こんなこと、投稿しても誰も見ないのではないだろうか…」という考えも浮かびましたが、「誰かの気づきになるかもしれない」という考えのほうを信じて、投稿してみました(^^)
あなたももし、自分のためにならない考えを信じているのなら、手放してみませんか?
Article by mysense(ピアフルメンバー)
現在の状態:高校生のときに摂食障害と診断されてから15年以上になります。今は食べることにとらわれずに自分の内面を知る努力をしています。
現在の状態:高校生のときに摂食障害と診断されてから15年以上になります。今は食べることにとらわれずに自分の内面を知る努力をしています。