グループ | リボンの会 |
地域 | 愛媛県松山市 |
参加対象 | 本人女性 |
日時 | 毎月第4日曜日13:00〜16:00 |
場所 | 松山市男女共同参画推進センター/詳細 |
参加費 | 1回500円 |
連絡先 | メール:ribon●ehime-sessyoku.org(●を@にかえてください) 電話:070-5680-6108 |
サイト | リボンの会 |
おしらせ | 参加にあたって予約等の必要ありません。直接会場にお越しください。 |
グループのことを教えてもらいました
リボンの会さんのことを、教えてもらいました!
Q1.リボンの会ってどんなグループ?
毎月1回のペースで、みんなでわきあいあいと楽しくやっています。
多くは松山市とその周辺地域の方がこられますが、中には県外から参加される方もおられます。
毎回、6~10人ぐらいの方が参加していて、ときどき1~2人の新しい参加者も見えられます。
年代はばらばらですが、20~30代の方が多いです。
Q2.いつどんなふうにスタートしたの?
平成16年の4月にスタートしました。
この年、松山市では男女共同参画社会づくりを考える場「日本女性会議」が開かれました。
その中で「摂食障害」について取り上げられ、それをきっかけに定期的な集まりの場が生まれたのがはじまりです。
Q3.ミーティングではどんなことをするの?
摂食障害の症状のことや身近な人間関係で困っていることなど、悩みや苦しみもわかちあいますが、この一か月で成長したことを喜び合ったりもしています。
リボンの会ミーティングは、2部構成にわかれています。
第1部
第1部は、13時から15時までの2時間です。
はじめに、ミーティングの決まりごとの説明をします。
そのあと、1人5分くらいで自己紹介や近況報告などなんでも交代で話をします。
一通り終わったら、ゆるゆるとフリートークにうつります。
これらの時間では、話したくないと感じているならば、仲間の話しに耳を傾けているだけでもかまいません。
第2部
第2部は、15時から16時半の1時間半の自由時間です。
みなさんそれぞれに話しの続きをしたり、本を読むなど思い思いに過ごしたりしています。
Q4.ほかにはどんな活動をしているの?
毎月1回、イオン株式会社さんの「イエローレシートキャンペーン」に参加しています。
レシートを店頭のボックスに入れてもらうことで、その金額の1%が団体の寄付になるイベントです。
この活動はミーティングに参加するメンバーの自由参加で行っていますが、この場でいろいろな経験をすることで、回復に役立てている仲間もいます。
集まった寄付は、リボンの会の運営で必要な文房具などに交換してもらっています。
Q5.グループで大切にしていることは?
リボンの会は、参加される方の人生にとって”止まり木“になる場でありたいと思っています。
ミーティングでは、“そのままのあなた”を一番大切にしています。
なお、リボンの会の運営は、基本的にミーティングに集まった仲間たちで行います。
リボンの会を応援してくれている支援者は会の開催や運営には関りませんが、必要に応じて間接的にサポートしてくれています。
原則として、何か決めるときにはみんなで話し合って決めることを大切にしています。
Q6.これからどんなグループにしていきたい?
リボンの会に参加される方々は、皆それぞれに自分にとって希望する人生や、目指していることを持っているのだと思います。
今は見つからなくても、症状の奥に隠れている、キラキラと輝く目標がきっとあるのだと思います。
それに向かって歩んでいく中で、時に休んだり、励まされたりするグループでありたいと思っています。
参加者さんへの質問
リボンの会の参加者さんたちの声を、聞かせてもらいました!
Q1.参加したきっかけは?
・過食嘔吐に悩んでいたため、同じような症状で苦しんでいる人と悩みを共有したかったから。
・病院でリボンの会の存在を知ったから。
・今はもう摂食障害は落ち着いて大変な思いはしていないけれど、10年前にしていたのでその時のことを振り返るため。
・“この病気をどうにかしたい(治したい?)”と思っていたから。
・自分に絶望していたから。
Q2.リボンの会ってどんな雰囲気?
・みんなが優しくてあたたかい。
・想像してたより、実際はとけこみやすい。
・落ち着いていて、みなさん誠実に参加されている姿勢に安心感を覚えた。
・あたたかくて、のんびりした感じ。気のおけない雰囲気。
・同じような悩みを持っている人(仲間)がいるという安心感がある。
Q3.参加してみて変わったことってある?
・自分の抱えてる悩みが自分だけのものでなく、同じように悩んでいる人がいるんだと気付いた。共感がたくさんあって気持ちが軽くなった。
・病気の話をできるようになった。自分でも助けれる人がいるかもしれない。と感じれる時がある。
・自分と同じ病気の人が他にいることを知って少し楽になった。
・改めて振り返ることができ、自分のことをより深くわかるようになったと思う。
・自分と同じ痛み、経験をしたことのある仲間(同志)と出会えた。“死にたい、いなくなりたい!!”と思う回数が減った。自己の成長に努力しようと思い始めた。
・この先何とか生きていけるかも、と思える時ができた。そして少し気持ちが楽になった。
・前向きに自分と向き合うようになった。
Q4.あなたにとってリボンの会って?
・自分を受け容れてくれる場所。
・心を安心させる場所。
・楽にいれるところ
・1か月に1回自分を見つめなおす、振り返れる場所。自己の成長につながる場所。
・安心できるこころの避難所であり、自分のこと周りのこと、その他いろいろなことを気づかせてくれる場所でもある。
・仲間!!
みなさんへのメッセージ
リボンの会の「リボン」には、「仲間とつながろう、社会とつながろう」という意味がこめられています。
症状がひどくなると、社会とつながること、人と交わることが、おっくうになったり、怖くつらい時もあるでしょう。
そんな孤独な時に一番ほしいものは、うわべだけでない、心からのあたたかさだと思います。
摂食障害に苦しんでいるからこそわかる、あたたかい人間関係、優しさのつながりを作っていきたいと思っています。